発酵マイスター、野田明孝です。
二十四節気の最終節大寒は最も寒い時期と言われてます。(1月5日〜2月3日までの30日間です)。そして大寒の最終日が節分の豆まきで翌日から立春となり新しい年が始まると言われていました。大寒の時期は「寒中見舞い」、「寒中水泳」、「寒中稽古」、「寒仕込み」などさまざまな行事が有ります。
中でも「寒仕込み」は酒、味噌、醤油と定番ですが、それは寒の水は冷たく雑菌が繁殖しにくく発酵もゆっくり進み味に深みが出るからだそうです。
先人は体感と経験から四季にあった事をしてたんだと思うと改めて伝統って素晴らしいなと思いました。
そうそう、先日冬牡蠣をたくさん頂いたので牡蠣で初めて佃煮を作ってみました。醤油と味醂とお酒で煮汁を作り、丁寧に灰汁を取りなが煮込んで作った牡蠣の佃煮はまさに日本の伝統食ですよね。
美味しく頂きました。